『MPAC』で決済処理をクラウドへ移行
『MPAC』は、特許出願中の画期的なソリューションです。従来の決済端末内で行われていた複雑な決済処理や伝票管理をクラウドサーバー側に移行し、決済端末をWebブラウザ機能のみを持つ「シンクライアント(Thin Client)」化します。シンクライアントとは、必要最低限の機能のみを搭載し、多くの処理をサーバー側で行う端末のこと。これにより、端末自体の価格を抑えつつ、店舗内のどの端末からでも決済やキャンセル操作ができる「端末フリー」な環境を提供します。
従来の決済システムと『MPAC』の比較
従来の決済システム
従来の決済端末は、端末ごとに「伝票管理」「ユーザーインターフェース(UI)制御」「決済セキュリティ処理(カーネル)」のすべてを搭載していました。このため、端末が高額になりやすく、1店舗1台の導入では故障時に決済ができなくなるリスクがありました。

『MPAC』によるクラウド集約型決済システム
『MPAC』では、セキュリティ上必須となる「決済カーネル」のみを端末に残し、複雑な処理やアプリケーション、伝票管理機能などをすべてクラウドサーバー側に移行します。これにより、端末はブラウザ機能のみを持つシンクライアント構成となり、低価格化を実現。複数台の端末導入が可能になり、混雑時の決済待ちや故障時の業務停止リスクを軽減できます。

『MPAC』の主な特徴
- 「端末フリー」な管理構造
すべてのデータがクラウドで一元管理されるため、システムは「個別の端末」ではなく「店舗全体」として稼働します。これにより、「端末Aで行った決済を、端末Bで呼び出してキャンセルする」といった操作も可能になり、会計処理の制約が解消されます。複数の端末がある場合でも、特定の端末を探す時間や端末の空きを待つ時間が削減され、業務効率が向上します。 - 安心の通信・ネットワーク構造
『MPAC』は通常、店内のWi-Fiに接続しますが、Wi-Fiがない場合や通信が途絶えた際には、内蔵されたクラウドSIMによって即座にモバイル通信へ切り替えるバックアップ機能を搭載しています。これにより、決済の機会損失を防ぎます。また、このモバイル通信は、未使用の月には基本料金が発生せず、実際に使用した月のみ費用が発生するため経済的です。
決済ネットワークには、三菱UFJ銀行が運営する「SP-NET」を採用。飲食業界で主流の「1回払い」決済処理に特化し、高品質ながら導入しやすいコストパフォーマンスを実現しています。 - ゼロタッチ・アップデート
アプリケーション本体がクラウドサーバー側にあるため、機能追加や修正に伴うアップデートはサーバー側で中心的に行われます。個々の端末更新にかかる通信料と時間を最小限に抑え、管理コストを削減します。 - POS連携とペーパレス
POSシステムとのAPI連携により、レジの会計情報を即座に決済端末に表示できます。さらに、ご利用控えや領収書をデジタルで発行(メール・SMS送信)する機能を備えており、お客様を待たせないスマートな決済体験を提供するとともに、消耗品コストを削減し、店舗のペーパレス化に貢献します。
ホスピタリティを追求した新決済端末「S-Pitt Air」と「S-Pitt Mobile」
S-Pitt Air
新端末「S-Pitt Air」は、高級レストランなどの「おもてなし」の空間に馴染むよう設計された、薄型でスタイリッシュなデザインが最大の特徴です。従来の伝票ホルダーで行っていた「Sign on paper」のような、洗練された所作をデジタルで再現することをコンセプトとしています。

S-Pitt Mobile
「S-Pitt Air」と合わせて、レシート発行機能が付いた新端末「S-Pitt Mobile」も提供されます。

提供時期
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S-Pitt Airは、2026年夏頃に提供開始予定です。
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S-Pitt Mobileは、2026年4月以降に提供開始予定です。
まとめ
『MPAC』と新端末「S-Pitt Air」「S-Pitt Mobile」は、PIN入力必須化という大きな変化を迎え、決済端末のコストや運用に課題を感じている飲食店にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。クラウド集約型という新しいアプローチにより、コスト削減、業務効率化、そして何よりも顧客に快適な決済体験を提供し、店舗のホスピタリティ向上に貢献することが期待されます。
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参考資料:
- エム・ピー・ソリューションが実施した実態調査: https://mp-solution.com/news/2025/article-108-3-2-4/



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