デジタルアートで脳と心の健康を育む!東北大学発「とわらぼ」がメディアデー開催

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デジタルアート教室「とわらぼ」がメディアデーを開催

2026年1月、宮城県青葉市にデジタルアート教室「とわらぼ」1号店がオープンしました。この教室は、東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターと、スマートフォンなどでも利用される「デジタルペン」で知られる株式会社ワコムが共同出資する株式会社TOWALabが運営しています。

「とわらぼ」の特徴は、絵の上達を目的とせず、デジタルペンとタブレットを用いて絵を描くことを通じて、脳と心の健康づくりを目指す点にあります。このユニークなコンセプトは、アートに興味があっても「絵心がないから…」とこれまで一歩踏み出せなかった方々にも、気軽にアートを趣味として楽しむきっかけを提供するでしょう。

大学発だから実現できた、脳への効果のエビデンス

「とわらぼ」の取り組みは、東北大学とワコムの共同研究に裏打ちされています。デジタルアートが脳の前頭葉に関連する認知機能を高めることが研究から示唆されています。

スクールの運営に先立ち行われた研究では、参加者に全20回のレッスンを実施し、脳と心の状態が比較されました。レッスンを受けた「介入群」において、脳の前頭葉機能を評価するFrontal Assessment Battery (FAB)と呼ばれる検査で改善傾向が見られました。

介入群と対照群の事前・事後における値の変化を比較した折れ線グラフ

介入群(n=37)と対照群(n=35)におけるFABスコアの事前・事後の平均値と標準偏差を比較した表

参加者の「笑顔」とデータの活用で高齢化社会を支える

「とわらぼ」は、絵のスキルアップを目的としないため、誰もがアートを趣味にできる場を提供します。アートファンはもちろん、これまでアートに敷居の高さを感じていた方も、楽しみながらアートを生活に取り入れられるでしょう。

さらに、「とわらぼ」はワコムと東北大学の共同研究の役割も担っています。参加者の許諾を得て、絵を描く際のペンの動きを記録した「デジタルペンデータ」を収集し、脳と心の健康づくりに役立てるための研究が進められています。アートと脳科学の融合により、高齢化社会における新たな価値創造を目指しています。

メディアデー開催について

この革新的なデジタルアート教室「とわらぼ」の取り組みについて、メディアデーが開催されます。詳細については、ぜひこの機会に直接お話を聞いてみてはいかがでしょうか。

  • 日時: 2026年2月20日(金)教室時間:10:00-11:30

  • 所在地: 宮城県仙台市青葉区星陵町4−1 東北大学加齢研スマートエイジング国際共同研究センター棟 6F

当日は参加者へのインタビューに加え、下記のキーパーソンへのインタビューも可能です。

瀧 靖之氏

東北大学スマート・エイジング 学際重点研究センター センター長

スーツを着用したアジア系の男性がカメラをまっすぐ見つめているポートレート写真

小峰 明武氏

株式会社TOWALab代表取締役/株式会社ワコム取締役EVP CRO

グレーの巻き毛と眼鏡をかけた中年男性がカメラをまっすぐ見つめているポートレート

デジタルアート教室「とわらぼ」とは

「とわらぼ」は、「デジタルアートレッスンの“場”の提供」「作品を愉しむ/共有する“場”の提供」「いつでも楽しめる“場”の提供」という3つの“場”を提供し、脳と心の健康づくりに貢献します。将来的には、デジタルペンデータの活用も含め、デジタルアートを通じて高齢化社会の課題解決に寄与することを目指しています。

  • 公式サイト: https://towalab.com

  • 所在地: 宮城県仙台市青葉区星陵町4−1 東北大学加齢研スマートエイジング国際共同研究センター棟 6F

運営会社および関連機関概要

株式会社TOWALab

東北大学とワコムが共同出資し、デジタルアート教室の運営、データ処理・分析等のコンサルティング、開発受託を行っています。2025年10月20日設立。代表取締役は小峰 明武氏。

株式会社ワコム

デジタルペンの技術を基盤に、様々なデジタル体験を提供する「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。プロクリエイターから一般ユーザー、教育・医療現場まで幅広く製品が活用されています。

東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター

超高齢化社会の課題に対応するため、2017年に設立された世界初の研究組織です。認知症予防と生涯健康脳の実現を目指し、脳科学や加齢科学の知見を結集し、基礎研究から社会実装までを推進しています。

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