スマートフォンが武道の世界への扉に
この新しい音声ガイドは、ゲスト自身のスマートフォンにダウンロードした「Auris」アプリとイヤホンがあれば、誰でも手軽に利用できます。特別な機器の設置や工事は一切不要で、東京武道館の美しい空間の意匠を損なうことなく、その場にいるかのような没入感で武道の世界を体験できます。
案内役を務めるのは、武道の使いをモチーフにしたオリジナルキャラクター「トウジン」。正面玄関から中央ホール、武道場、茶室など、館内の各所を巡りながら、武道の精神性や所作、マナーについて学ぶことができます。BGMや効果音、クイズなども取り入れられており、専門知識がない方や小中高生、海外からのゲストも、楽しみながら理解を深められる工夫が凝らされています。
4ヶ国語対応で、言語の壁を越える
対応言語は、英語・中国語・韓国語・日本語の計4言語。近年急増する訪日客の案内需要に対応し、多言語案内にかかる人的リソースの課題を解決しながら、来場者一人ひとりが主体的に武道の世界に触れられる環境が整えられました。これにより、言語の壁を感じることなく、武道文化の核心に触れる体験が可能になります。
「Auris」が実現する、次世代の施設体験
「Auris」は、スマートフォン1台でノーコード(プログラミング不要)で現実に没入する体験を生み出すことができるMixed Realityプラットフォームです。ヘッドマウントディスプレイなどの専用機器は不要で、普段使い慣れたスマートフォンとイヤホンだけで、これまでにない没入体験を提供します。

Aurisの特長は以下の通りです。
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空間の意匠を損なわない: 建築物への施工や専用機器の設置が不要なため、館内の雰囲気をそのままに、目に見えない情報の層を重ねることができます。
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言語の壁を超えた文化理解: 音声案内に加えてBGMや効果音を組み合わせることで、言語を問わず、その場の空気感と共に武道文化を深く理解できる環境を提供します。
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自律的な散策による深い没入感: 決められたルートを辿るだけでなく、ゲストが興味を持った場所でポスターをスキャンすることで、自身のペースで物語を解き放つことができます。これにより、施設への理解が深まり、場所そのものに対する満足度向上にも繋がります。
このプラットフォームは、スマートフォンで完結する独自の空間スキャンと自己位置推定システム、そして自由度の高いオーサリングツールにより、いつでも誰でもどこにでも新しい体験を作り出すことを可能にします。現在、文化財や博物館、モデルルーム、展示会など、様々なロケーションでの導入が進められています。
Aurisに関する詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。
Auris公式webサイト
実施概要と利用方法
東京武道館の多言語音声ガイドは、2026年2月26日より常設されています。参加費は無料で、事前予約が必要です。東京武道館(電話03-5697-2111)へ連絡することで予約が可能です。施設の貸出状況によっては体験できないエリアがあるため、利用前にスタッフへの確認が推奨されています。
<対応端末>
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iPhone:iOS 15.0以降、2017年11月以降に発売の機種(iPhoneXR以降、iPhoneSEは第2世代以降)
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Android:Android 12以上(最新バージョン推奨)、ARCore対応機種(ARCore対応端末一覧は別途ご確認ください)
利用の際は、通信料はお客様負担となります。メモリ3GB以上の端末での利用が推奨されており、通信環境が不十分な場合、体験や画面スキャンに時間がかかる可能性があります。イヤホンやヘッドホンが必要となるため、必ずご持参ください。また、Aurisをインストール済みの場合は、体験時に最新版へのアップデートが必要です。
株式会社GATARIは、「人とインターネットの融け合う世界を創る」というビジョンを掲げ、今後も音声MRを軸とした表現とインタラクティブな体験設計を通じて、文化施設や公共施設における多言語対応・アクセシビリティの向上を支援していくとのことです。

株式会社GATARIの詳細は、下記URLで確認できます。
株式会社GATARI