2026.04.08 業界最新情報

「衣食住」より「スマホ」?現代社会で通信手段が生活の命綱となる実態

現代社会の新たな優先順位:「衣食住」より「スマホ」

現代の生活において、スマートフォンは単なる便利なツールを超え、もはや不可欠な生活インフラとなっています。人が生きていく上で「衣食住」が基本とされてきましたが、近年、生活に困窮した人々にとって、通信手段の確保がそれらに匹敵、あるいはそれ以上に優先される傾向が見られます。

「誰でもスマホリサーチセンター」が、携帯キャリアの審査に通らず一定期間携帯電話を持てなかった男女を対象に実施した調査により、この現代特有の優先順位が浮き彫りになりました。

生活費が厳しくなっても「スマホ代」を優先する単身者たち

調査では「今後、生活費が厳しくなった場合、次のうち最後まで支払いを優先するものはどれですか」という問いに対し、「スマホ代(通信費)」が233人と最も多くの回答を集めました。次いで「家賃」が150人、「食費」が118人という結果です。

生活費の優先順位

この結果から、生活が厳しい状況でも「1.スマホ代 2.家賃 3.光熱費 4.食費」といった優先順位で生活している現実が示されています。回答者からは「今の時代スマホが命綱です。連絡できないと不安になります」という切実な声も寄せられています。これは、動画視聴やSNSといった娯楽目的の「スマホ依存」とは異なり、一度通信手段を失ったことで仕事の面接を受けられず、行政への相談もできないといった社会からの孤立を経験した人々が、「あの身動きが取れなくなる状況に二度と戻りたくない」という思いからくる防衛策であることが示唆されています。

「連絡先がない」ことが生む見えない壁

携帯料金の未払いや滞納によって強制解約となり、通信手段を失った人々が直面するのは、社会的な孤立のリスクです。

調査によると、携帯電話代が払えなかった当時の住まいの状況で最も多かったのは「一人暮らし」の358人でした。単身で生活が困難になった際、支援窓口への相談や身元を証明する手段が必要となりますが、通信料金の滞納履歴があることで新たな携帯電話の契約ができない「審査の壁」が立ちはだかります。

行政の支援を断られた経験

実際に、235人が「スマホがないことで、行政の支援や窓口を頼ろうとした際に『電話番号がないから』と予約や相談を断られた経験」があると回答しています。これは、最も支援を必要とする単身者が、電話番号がないという理由で必要なサービスにアクセスできないという、孤立を深める状況を生み出していることを示しています。

「電話番号」がなければ成り立たない社会システム

現代社会では、電話番号が社会システムのあらゆる場面で必須要件となっています。例えば、日雇いや単発バイトの応募・採用においても、「電話番号がない」または「SMS認証ができない」という理由で断られた経験がある人は、「何度もあった」が150人、「数回あった」が130人に上ります。

日雇い・単発バイト採用拒否経験

アパートの契約、緊急連絡先への登録、仕事の面接日時のやり取り、急病時の病院への連絡など、日常的に行われるほとんどの手続きが「連絡可能な電話番号を持っていること」を前提としています。「衣食住」さえあれば生活できるという認識と、実際には「通信」がなければその衣食住を整えるスタートラインにすら立てないという矛盾が、通信費の優先順位の逆転を引き起こしているのです。

総務省の家計調査(家計収支編)単身世帯 2023年によると、単身世帯の1ヶ月の消費支出(平均167,620円)において「通信費」が占める割合は約6,948円(約4.1%)に過ぎません(参考:https://x.gd/o5CfD)。しかし、この「わずか4%」の支出が、生活の優先順位を大きく左右する存在へと変化しているのです。

現代の「生命線」である通信手段をすべての人へ

住居や食事よりも「スマホ代」を優先する単身生活者の姿は、通信インフラが現代の生活基盤そのものとして機能していることを明確に示しています。電話番号がないという理由だけで、就職活動の機会を逃したり、安定した生活基盤を築けなかったりする状況は、個人の問題にとどまらず、社会的な機会損失を生んでいます。

通信が「衣食住」に並ぶ生活インフラとなっている現実を認識し、一人でも多くの方が当たり前に生きていける社会の実現が求められています。

誰でもスマホ:通信困窮者を救い、社会復帰を後押しするサービス

株式会社アーラリンクが提供する「誰でもスマホ」は、過去の滞納履歴などにより携帯電話の契約が困難な方でも、本人確認書類があれば契約可能なサービスです。独自の審査を採用することで、通信というライフラインを速やかに提供し、社会的な孤立を防ぎます。これまでに累計11万人を支援し、多くの方々の就職や社会復帰へと繋がる第一歩をサポートしています。

携帯電話の契約に不安を感じている方や、通信手段の確保に困っている方は、ぜひ「誰でもスマホ」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

調査概要

  • 調査期間: 2026年2月25日~3月4日

  • 調査方法: アンケート調査

  • 有効回答数: 604名

  • 調査対象: 一定期間携帯電話を持てなかった経験がある男女

会社概要

  • 会社名: 株式会社アーラリンク(主要サービス:誰でもスマホ)

  • 本社: 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-21-14 NTT新池袋ビル9階

  • 代表取締役: 高橋 翼

  • 事業内容: 電気通信事業、電気通信設備の貸与、又は販売、通信機器及び周辺機器に関する企画、開発、販売、貸与、運用及び保守、上記各号に附帯関連する一切の業務

  • URL: https://www.a-sas.ne.jp/

×