OSアップデート、約4割が「すぐに行う」と回答
iOSやAndroidといったOSのアップデートを、あなたはどのタイミングで行いますか?この問いに対し、最も多かったのは「すぐに行う」で39.5%でした。常に最新の状態を保ちたいという意識の高さがうかがえます。

一方で、「少し様子を見てから行う」(24.3%)と「かなり様子を見てから行う」(8.3%)を合わせると、3割以上が慎重派であることがわかります。また、「自動更新にしている」が16.3%、「面倒なので放置しがち」が10.5%という結果でした。
それぞれの理由を見てみましょう。
「すぐに行う」と回答した方の声
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「アップデートしなかったら不具合とか起きそうだから。」(10代・男性)
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「どうせいずれはアップデートしなければいけないから。」(20代・女性)
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「常に最新にしておきたいから。」(30代・男性)
不具合の予防やセキュリティへの意識、そして「いずれはやるなら」という合理的な判断が主な理由のようです。
「少し様子を見てから行う・かなり様子を見てから行う」と回答した方の声
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「バグなどが発生している場合があるから。」(20代・女性)
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「アップデートの初期不良もあるから。」(20代・男性)
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「アップデートして、かえって、つかいづらかったから。」(30代・女性)
アップデート直後の不具合や使い勝手の変化を懸念し、他のユーザーの反応を見てから判断する慎重な姿勢が見られます。
「面倒なので放置しがち」と回答した方の声
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「アップデートをしたあとに不具合が起きたり使いづらさを感じるのが嫌だから。」(30代・女性)
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「時間が凄くかかるから。」(30代・女性)
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「アップデートで時間を取られたくないから。」(40代・男性)
アップデートにかかる時間や、その後の不具合への懸念、操作感の変化への抵抗感が、放置してしまう理由として挙げられています。
約4人に1人がアップデート後に「不具合を経験」
ゲームやアプリのアップデート後、実際に不具合を経験したことがある人はどのくらいいるのでしょうか。調査の結果、「ある」と回答した人は24.0%にのぼり、約4人に1人が何らかのトラブルを経験していることが明らかになりました。

具体的な不具合としては、以下のような声が寄せられています。
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「すぐにアプリが落ちる。」(30代・女性)
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「動作が重く強制終了する。」(30代・女性)
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「ゲームの動作が止まったり、ホーム画面に戻ったりした。」(30代・女性)
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「電池の減りが早くなること。」(30代・女性)
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「フリーズして一切動かなくなった。」(40代・男性)
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「起動しない。」(40代・男性)
アプリの起動や動作に関するトラブルが多く、中にはバッテリーの消耗が激しくなるといった声もありました。こうした経験が、「様子を見てからアップデートする」という慎重な行動につながっているのは想像に難くありません。
アップデートの印象、「必要だが面倒・心配」が半数以上
ゲームやアプリのアップデートに対し、どのような印象を持っているか尋ねたところ、最も多かったのは「セキュリティのため必要だと思う」で31.8%でした。

しかし、「面倒だと感じる」(29.8%)と「不具合が心配」(20.8%)を合わせると50.6%となり、半数以上の人がアップデートに対してネガティブな印象も持っていることがわかります。新機能や改善を楽しみにしている人は14.5%にとどまりました。
「セキュリティのため必要だと思う」と回答した方の声
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「アップデートでセキュリティ面を強化していくことができるのがオンラインである強みだと思っているから。」(20代・女性)
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「ウイルスなどあったらだめだから。」(20代・男性)
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「詐欺などに遭いたくないので。」(20代・男性)
個人情報保護やウイルス対策といったセキュリティ面での重要性を認識している人が多いようです。
「面倒だと感じる」と回答した方の声
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「頻繁にあると面倒だなと思うので。」(20代・女性)
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「いちいち面倒だから。」(20代・女性)
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「時間がかかるから。」(30代・女性)
アップデートの頻度や所要時間に対する不満が、面倒だと感じる主な理由です。
「不具合が心配」と回答した方の声
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「バグが怖いから少しは様子見。」(20代・男性)
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「不具合が起きていることが多いから。」(30代・女性)
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「不具合によってデータが消えたりしたら嫌だし、不具合に対応するのが面倒なため。」(30代・女性)
過去の不具合経験や、データ消失への不安が、アップデートへの懸念として挙げられています。
「こうだったら良いのに」約2割が改善を希望
アップデートに関して「こうだったら良いのに」と思うことがあるかという問いには、18.0%の人が「ある」と回答しました。

具体的な要望としては、以下のような声が挙がっています。
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「再ログインがなくなる。」(30代・女性)
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「短時間で終わること。」(30代・男性)
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「アプデ後の不具合調査のアンケートを配信してほしい。」(30代・女性)
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「たとえば、こういう不具合が起きたらこうする、など事前に予想できる不具合と対策を記載してほしい。」(30代・女性)
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「最低限デバッグをしてほしい。」(40代・男性)
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「容量が少なく動作に影響を与えないようなアップデートがあればうれしい。」(40代・男性)
特に「短時間で終わってほしい」という声が多く、アップデートの所要時間への不満が強いことがわかります。また、不具合に関する情報や対策の事前開示、そして再ログインの手間をなくしてほしいといった具体的な要望も寄せられています。
まとめ:安心できるアップデート体験のために
今回の調査から、多くのユーザーがセキュリティの重要性を理解しつつも、アップデートにかかる時間や不具合への不安から、慎重な姿勢をとったり、面倒に感じたりしている実情が明らかになりました。
もしアップデートに尻込みしている方がいらっしゃるとしたら、それはあなただけではありません。約4人に1人が不具合を経験し、半数以上がアップデートにネガティブな印象を持っていることが示されています。
ユーザーがより安心してアップデートに臨めるよう、開発者側には事前の十分なテストや、アップデート内容、不具合の可能性と対策をわかりやすく告知すること、そしてトラブル発生時の迅速な対応が求められていると言えるでしょう。これらの取り組みが進めば、アップデートが単なる「義務」ではなく、より快適で安全なデジタル体験へとつながる「進化」として、多くのユーザーに受け入れられるようになるのではないでしょうか。
調査概要
本調査は、株式会社NEXERとQエースによる共同調査です。