2026.05.11 業界最新情報

Cookie規制時代を乗り越える!「Experian Digital Graph」が拓く次世代の顧客理解とは

デジタルマーケティングの新たな課題と「人ベース」の顧客理解

最近、ウェブサイトを見ていると「Cookieの利用に同意しますか?」という表示をよく見かけるようになりました。これは、インターネット上でのプライバシー保護がますます重要になっていることの表れです。特に企業にとっては、これまでの広告やマーケティング手法が通用しなくなるかもしれないという大きな課題に直面しています。

サードパーティCookieの廃止や個人情報保護の強化が進む中、消費者の行動はオンラインとオフライン、そして複数のデバイスにまたがって複雑化しています。このような状況で、顧客を「点」ではなく「人」として捉え、一貫した顧客体験を提供することが、企業の競争力を高める鍵となっています。

「Tapad」が「Experian Digital Graph」へ進化

MBK DigitalとExperianのロゴ

企業のデータドリブンマーケティングを支援するMBKデジタルは、これまで日本市場で提供してきたクロスデバイスIDソリューション「Tapad」を、グローバルサービス再編と統合を経て『Experian Digital Graph』としてリブランディングし、国内での正規提供を開始しました。

「Tapad」はこれまでも、デジタル上の多様なデバイスやチャネルにわたる個人や世帯を識別する「Device Graph(デバイスグラフ)」を提供し、高い評価を得てきました。2020年にExperianの傘下に入ったことで、Tapadの強力なクロスデバイス技術はExperianの豊富なマーケティング資産と統合され、より包括的でプライバシーに配慮したID基盤へと進化を遂げたのです。

「Experian Digital Graph」のここがすごい!

『Experian Digital Graph』は、従来の「デバイスとデバイスをつなぐ」という考え方から一歩進み、CTV(コネクテッドTV)やストリーミング、デスクトップ、モバイルなど、あらゆるチャネルを横断して「ひとり、あるいはひとつの世帯」として顧客を捉える「人ベース・データ統合」を実現します。これにより、企業は顧客をより深く理解し、的確なアプローチが可能になります。

1. Cookieに頼らない次世代ID

Google Chromeなど主要ブラウザでのCookie廃止が目前に迫る中、多くの企業が今後のマーケティング戦略に不安を感じているかもしれません。

しかし、『Experian Digital Graph』は、Mobile Ad ID(MAID)やConnected TV ID、IPアドレス、さらには「UID2」や「ID5」といったユニバーサルIDを含む多様な識別子に対応しています。これにより、Cookieが使えなくなっても、安定して顧客に適切な情報や広告を届けられる能力(アドレッサビリティ)を維持できます。これまでのマーケティング手法が通用しなくなるかもしれないと尻込みしていた方も、きっとこのソリューションを使ってみたくなるでしょう。

2. 常に高精度で新しいデータ

提供されるデータは週単位で定期的に更新されます。これにより、顧客のデバイスや行動の変化、識別子の変化にも柔軟に対応し、識別の精度と鮮度が常に保たれます。古い情報に頼ることなく、常に最新の顧客像を把握できるのは、効果的なマーケティングにとって非常に重要です。

3. プライバシー重視と将来への対応力

現代のデジタル環境において、プライバシー保護は最も重要な要素の一つです。『Experian Digital Graph』は、業界をリードする技術と特定のIDに依存しないアプローチにより、プライバシーを尊重しながら運用されます。また、将来の識別子の変更や法規制の変更にも対応できる高い耐久性を持っているため、長期的な視点で見ても安心して利用できるソリューションです。

日本市場における意義とMBKデジタルのサポート

日本では近年、サードパーティCookieの廃止・制限、個人情報保護の強化、そしてオンライン・オフラインをまたぐ消費者行動の複雑化といった潮流があります。こうした中で、『Experian Digital Graph』は、プライバシーに配慮しながらもCookieに依存しない「次世代ID基盤」として非常に大きな意味を持ちます。

MBKデジタルは、日本国内における『Experian Digital Graph』の正規リセラーおよび導入支援パートナーとして、日本企業のニーズや法規制を踏まえた導入コンサルティングから、広告代理店やプラットフォーム事業者との連携支援、オンライン広告とオフライン購買データ、実店舗、CTVなどを統合するデータ設計・実装支援、さらにはプライバシー対応およびコンプライアンス支援まで、多角的にサポートします。すでに「Tapad」ソリューションは累計15社のパートナー企業に利用されており、『Experian Digital Graph』として現在日本市場では1.1億IDを保有しています。

MBKデジタルは、日本企業が世界水準のIDグラフを活用し、クロスチャネルでの顧客理解と効果的なマーケティングを実現できるよう、引き続きサポートしていくとのことです。

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