2026.05.15 業界最新情報

年間575時間削減!ノーコード「Platio Connect」で現場の紙業務がDX化、基幹システム連携をわずか5日で構築

ノーコードで現場DXを加速!LIMNOが「Platio Connect」を導入

株式会社LIMNOが、現場データの基幹システム連携を可能にするモバイルアプリ作成ツール「Platio Connect」を導入しました。この導入により、ノーコード(プログラミングの知識がなくてもソフトウェアやアプリを開発できる仕組み)でデータ連携基盤をわずか5日間で構築し、紙業務の撤廃による年間575時間の工数削減を実現しています。

タブレット操作風景

現場の課題と「Platio Connect」導入の背景

LIMNOは、2023年からノーコードのモバイルアプリ作成ツール「Platio」を活用し、現場主導のデジタル化(DX)を推進してきました。火元管理や消耗品管理といった現場業務のアプリ化を進める一方で、基幹システムとの連携には課題がありました。

特に、出荷検査報告などの業務では、紙への記入・押印とExcelへの転記という「二重入力」が発生し、多大な工数を要していました。また、検査の進捗状況を確認するには、担当者への都度確認が必要で、情報反映のタイムラグがリアルタイムな実績把握を妨げていたのです。

これらの課題を解決し、「現場の利便性はそのままに、基幹システム連携までを一体で実現」するため、各種システムとのデータ連携機能を備えた「Platio Connect」の導入が決定されました。

「Platio Connect」採用のポイント

LIMNOが「Platio Connect」を採用した主なポイントは以下の通りです。

  • 既存の「Platio」資産を活かせる: 既に現場で運用されている「Platio」アプリを活かし、スムーズな機能拡張が可能でした。

  • ノーコードで一貫構築: アプリの作成から基幹システム連携までを、専門的なプログラミング知識なしで構築できる点が魅力でした。

  • 短期間での運用開始: 業務に合わせて連携頻度を自由に設定できるため、短期間での運用開始が実現しました。

導入効果:年間575時間の工数削減とペーパーレス化を実現

「Platio Connect」の導入により、LIMNOの現場担当者は基幹システムと連携する出荷検査報告アプリをわずか5日間で作成しました。これにより、現場でアプリに入力されたデータが自動的に基幹システムに反映される仕組みが構築され、紙業務が完全に撤廃されました。

この取り組みの結果、年間約575時間の業務工数削減と、約4,700枚の紙帳票削減につながっています。

Platio Connectを活用したシステム連携のフロー図

具体的な導入効果は以下の通りです。

  • 業務工数の大幅削減: 転記作業や集計作業が自動化され、脱紙・脱Excelを実現。年間575時間の工数削減につながりました。

  • ペーパーレス化の推進: 年間約4,700枚の紙帳票を削減し、紙の保管や検索の手間を解消しました。

  • データ連携のリアルタイム化: 検査結果を1分おきに自動連携する仕組みを構築し、タイムラグのない進捗管理が実現しました。

  • 短期間でのシステム構築: アプリ作成から基幹システムとの連携基盤の構築をわずか5日間で完了しました。

スマホ画面の出荷検査管理アプリ

LIMNOは、「Platio」活用で培ったアプリ運用のノウハウを活かし、システム連携までを拡張したことで、現場の抵抗感を最小限に抑えつつ、短期間で製造現場のDXを加速させることができました。今後も「Platio Connect」を活用し、さらなる業務効率化を進める方針です。

現場からの声

株式会社LIMNO IT推進部の井上 香苗氏と上田 正樹氏は、導入の感想として次のようにコメントしています。

「基幹システム連携は大掛かりな開発が必要だと思っていましたが、アプリ作成から基幹システムとの連携までを約5日という短期間で構築でき、驚きました。これまでもPlatioで現場アプリを運用していたので、今回の出荷検査も『現場が迷わず使える形にする』ことを重視しました。操作感が変わらないため、現場は新しいツールを覚える負担がほとんどなく、スムーズに使い始められました。

特に良かったのは、基幹で管理している製品情報をアプリ側に取り込めた点です。検査対象の情報があらかじめ揃っているので、現場は対象を確認して結果を入力していくだけで済みます。入力後は情報が自動的に反映されるため、進捗確認や集計のための確認作業が大幅に減り、現場だけでなく管理側の作業も楽になりました。見た目はいつものPlatioのまま、裏側の仕組みが一段進化した実感があります。」

LIMNOの従業員集合写真

「Platio Connect」とは

「Platio」は、現場に特化した業務用モバイルアプリをノーコードで作成・運用できるクラウドサービスです。100種類以上の豊富なテンプレートやAIを用いたアプリ生成機能を備えており、プログラミング未経験の現場担当者でも短期間で自社の業務に適したアプリを構築できます。これにより、紙やExcelに依存したアナログ業務をスピーディーかつ低コストでアプリ化し、現場主導のDX推進を実現します。

「Platio Connect」は、この「Platio」に各種システムとのデータ連携機能を搭載した製品です。アプリ作成からデータ連携までをノーコードで実現し、現場業務の効率化からデータ活用、そして新たなビジネス機会の創出まで、多様な業種で活用されています。

株式会社LIMNOについて

LIMNOは、鳥取三洋電機のDNAを継承し、2023年1月に三洋テクノソリューションズ鳥取から社名変更しました。開発・製造の一貫体制で、多分野で国内トップシェアを誇るタブレットの実績をベースに、お客様のサービス価値を最大化・最適化するカスタマイズ製品を高品質で提供しています。MM総研による「2024年度タブレット出荷台数データ」では、国内シェア第4位(日本メーカーでは第1位)を獲得しています。

アステリア株式会社について

アステリアは「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品の「ASTERIA Warp」は、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリ「Handbook X」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」、ノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio」などを提供し、DXや業務効率化を推進しています。

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