シニアのスマホ利用を強力に支援!「かんたんスマホ5」に新「家族サポート」が搭載
スマートフォンは私たちの生活に欠かせないツールですが、シニア世代にとっては操作の難しさや詐欺被害への不安から、利用にためらいを感じることも少なくありません。こうした課題を解決するため、ソフトバンクは「かんたんスマホ5」に、フリービットと共同開発した新機能「家族サポート」を搭載することを発表しました。
この「家族サポート」は、フリービットが長年培ってきたシニアサポートのノウハウと、国内月間利用者数1億人を誇るLINEのミニアプリを連携させることで、誰もが簡単に使えるシンプルな操作性を実現しています。
家族サポート共同開発の背景:デジタル孤立と3G停波への対応
フリービットは、2013年からの「トーンモバイル」事業を通じて、シニア世代のスマートフォン利用における安心・安全を追求してきました。特に、離れて暮らす家族がシニアのスマホ操作をリアルタイムでサポートできる「家族サポート」機能は、10年以上の運用実績があります。利用者を対象とした調査では、リピート率が33%に達し、その約半数が1ヶ月以内に再利用していることが示されており、その利便性が高く支持されています。
近年、シニア世代のスマホ詐欺被害や操作困難による「デジタル孤立」が深刻化しています。さらに、2026年3月までの各通信事業者の3G停波に伴い、多くのシニアがスマートフォンへの移行を迫られています。このような背景から、「安全にサポートを受けられる仕組み」への需要は一層高まっています。
新たな「家族サポート」は、こうしたニーズに応えるため、「シニアが不安を感じないか」「家族が直感的に使えるか」を徹底的に追求して開発されました。LINEミニアプリを活用することで、サポートする家族も専用アプリをインストールすることなく、普段使い慣れたLINEからサポートを開始できる、利用者に優しい設計となっています。
家族サポートの機能概要:LINEで簡単につながる遠隔操作支援
「家族サポート」を利用すれば、離れて暮らす家族でも、「かんたんスマホ5」の画面を自身のスマートフォンに映し出し、設定などの操作を代わりに行うことができます。これにより、使用方法を教えたり、スマートフォンに関する悩みをスムーズに解決したりすることが可能になります。

サポートを受ける側(シニア)
「家族サポート」機能は、「押すだけサポート」アプリに搭載されており、個別のインストールは不要です。ホーム画面の「押すだけサポート」から、サポートのリクエストを簡単に起動できます。
サポートをする側(家族)
追加アプリのインストールは不要です。普段使い慣れたLINEから「家族サポート」開始のリクエストを送ることができます。サポートを受ける側が同意すると、スマートフォンの画面をリアルタイムで確認・操作できるようになります。電話をかけながらサポートすることも可能です。
初期設定について
サポートを受ける側とサポートする側が対面で初期設定を行います。サポートを受ける側の画面に表示されたQRコードを読み込み、LINE上で登録することで、「家族サポート」の操作が可能になります。
機能の操作イメージを動画で確認できます。
機能の操作イメージ(動画)
個人情報を渡さずに安全につながる理由:フリービット独自の技術
「画面を見せる」「操作を手伝ってもらう」という便利さの一方で、「情報が流出しないか」「他人に操作されていないか」といった不安を感じることもあるでしょう。この「家族サポート」は、フリービット独自の非中央集権型プラットフォーム「Portfolia」を構成する特許技術群と、初期設定や「許可制」などのUI設計により、これらの不安を解消しています。
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通信層:Emotion Link
フリービット独自のネットワーク技術「Emotion Link」は、アプリ自体がIPアドレスを保有する設計により、互いの個人情報を開示することなく、端末間でセキュアな通信を実現します。これにより、外部から通信内容を見られる心配がありません。 -
認証層:VC/DID
W3C標準の非中央集権型ID技術(VC/DID)により、「この人が登録済みの家族である」という関係性を、事業者側のサーバーに個人情報を提供することなく、暗号学的に保証します。サポートできるのは、シニア本人が対面で登録した家族のみです。 -
UI設計:対面での初期設定と「許可制」
初期設定を対面で行うことで、「知らない人」とつながる心配がありません。また、登録済みの家族からのリクエストであっても、シニア本人が「許可」しなければ画面共有は始まらないため、お互いの都合に配慮しながらコミュニケーションを取ることが可能です。
「TONE-IN SDK」第1弾としての位置付けと今後の展望
今回の新たな「家族サポート」の「かんたんスマホ5」への搭載は、フリービットが2026年5月25日に発表した、シニアユーザーへのサポート機能を提供する統合プラットフォーム「TONE-IN SDK」事業の第1弾実装となります。
「TONE-IN SDK」は、これまで「トーンモバイル」と提携端末に限定されていた「安心・安全の技術レイヤー」を、キャリアや端末、業種を問わずあらゆる分野やサービスで提供可能にするものです。事業者は、ライブラリをアプリに組み込むだけで、「家族サポート」を含むシニアユーザーへの統合サポートを実装できます。
シニア市場の拡大は新たな収益機会である一方で、きめ細やかなサポート体制の整備が課題となることもあります。「TONE-IN SDK」の導入により、事業者やサービス提供者は、サポートコストの削減とシニアユーザー・その家族双方の満足度向上を同時に実現し、シニア市場への参入障壁を構造的に引き下げることが可能になります。
「TONE-IN SDK」の詳細は、以下のリリースをご参照ください。
フリービット、世界で急拡大するAge Tech市場に本格参入。27年間にわたる特許取得独自技術群を「TONE-IN SDK」としてパッケージ化し、多領域での事業展開を開始
まとめ
「かんたんスマホ5」に搭載される「家族サポート」は、フリービットとソフトバンクの共同開発により、シニア世代が安心してスマートフォンを使いこなせる未来を切り開きます。LINEミニアプリ連携による手軽な操作と、フリービット独自のセキュアな技術によって、離れて暮らす家族も気軽にサポートできるようになり、シニアの皆さんのデジタルライフがより豊かで安心なものになることでしょう。スマートフォン利用に不安を感じていた方も、この機会に「かんたんスマホ5」と「家族サポート」を試してみてはいかがでしょうか。