折りたたみiPhone、あなたは「買い」?ユーザー300名の本音から見えた期待と不安
もしAppleから折りたたみ式のiPhoneが発売されたら、あなたは使ってみたいと思いますか?近年、スマートフォン市場では折りたたみ式のデバイスが登場し、その革新的なデザインと機能に注目が集まっています。しかし、実際に使ってみたユーザーからはどのような評価が聞かれ、まだ体験していない人々はどんな期待や不安を抱いているのでしょうか。今回は、スマートフォンやデジタルライフに関する情報メディア「LiPro(インターネット)」が実施した、折りたたみiPhone(iPhone Fold)に対するユーザーニーズ調査の結果をご紹介します。この調査では、折りたたみスマホの経験者と未経験者、それぞれの視点からリアルな声が明らかになりました。
調査概要
今回の調査は、2026年7月5日から7月8日の期間に、スマートフォンユーザー300名を対象に「LiPro」読者によるインターネットアンケート形式で実施されました。回答者の年齢層は30代と40代がそれぞれ35.3%と同率最多で、20代から40代が全体の82.7%を占めています。性別では女性が56.3%と過半数を占めています。
折りたたみiPhoneの噂、約半数が認知
折りたたみiPhoneの登場が噂されていることを「知っている」「なんとなく聞いた」と回答した人は合わせて52.7%と半数を超えました。しかし、「初めて知った」と回答した人も47.3%とほぼ同数であり、まだ情報が広く浸透しているとは言えない状況がうかがえます。

折りたたみスマホの使用経験は約8割が「全くない」
「Galaxy Z Fold」などの折りたたみスマホを使った経験について尋ねたところ、「全くない」と回答した人が78.3%と大多数を占めました。実際に日常的に使ったことがある人は4.7%にとどまっており、折りたたみスマホがまだ一般ユーザーに広く普及していない現状が浮き彫りになっています。

経験者が「想像以上に良かった」と評価した点は「画面の大きさ」が最多
折りたたみスマホを使った経験のある33名に「想像以上に良かった点」を複数回答で尋ねたところ、「画面の大きさ」が12件で最も多く挙がりました。また、「画面割れの心配がない」も11件と僅差で続き、折りたたみ構造ならではの大画面体験と保護性能が評価されていることがわかります。

経験者の不満は「重い・厚い」が最多、「折り目」も上位に
実際に使ってみて「不満・想定外」だった点(複数回答・n=30)では、「重い・厚い」が10件で最多となりました。「折り目が気になる」も8件で続き、折りたたみスマホ特有の構造上の課題が浮き彫りになっています。一方で「特になし」も8件あり、不満を感じていない層も一定数存在します。

折りたたみiPhoneへの期待は「薄さ、軽さ」が最多
折りたたみiPhoneに最も期待することとしては、「薄さ、軽さ」が28.3%で最多でした。これは、折りたたみスマホ経験者の不満点で「重い・厚い」が最多だったことと一致しており、ユーザーが薄型・軽量化を強く望んでいることがわかります。次いで「価格の手頃さ」(26.7%)、「耐久性」(24.0%)がほぼ同水準で続き、これら上位3項目で全体の約8割を占めています。

最も不安な点は「耐久性」が約4割、「価格」も3割超
折りたたみiPhoneについて最も不安なことを尋ねたところ、「耐久性」が37.3%でトップとなりました。「価格」も34.3%と3割超が懸念しており、この2項目で回答の7割以上を占めています。新しい技術に対する信頼性と、高額になるであろう価格への懸念が強く表れています。

購入検討価格帯は「15万円未満」が約6割
「いくらなら買いだと思うか」という質問に対しては、「15万円未満」が58.3%と過半数を占めました。「15〜20万円」の21.7%を加えると、20万円未満で8割に達します。一方で、「いくらでも買わない」という回答も17.7%あり、価格以前に折りたたみ自体に関心がない層も一定数いることがわかります。

使いたいシーンは「動画・電子書籍」が4割超でダントツ
折りたたみiPhoneを最も使いたいシーンとしては、「動画・電子書籍」が42.0%で他を大きく引き離しました。「仕事・資料」が21.0%で2位となり、大画面をコンテンツ閲覧やビジネス用途に活用したいというニーズが明確に示されています。

Android折りたたみからの乗り換え条件は「耐久性」が首位
「Androidの折りたたみより、ここが上回れば乗り換える」点について尋ねたところ、「耐久性」が28.7%で最多となりました。次いで「画面の見やすさ」(24.7%)、「薄さ・軽さ」(19.7%)が続き、ハードウェアの品質に関する項目が上位を占めています。

現時点での購入意向は「買う予定なし」が最多、ただし「価格次第」も2割
現時点での購入意向については、「買う予定はなし」が40.0%で最多、「様子見」が37.0%と、合わせて7割以上が慎重な姿勢を示しました。しかし、「価格次第」と回答した人が21.0%おり、条件が合えば購入に動く潜在層が約6割に達する計算になります。

まとめ
今回の調査結果から、折りたたみiPhoneに対するユーザーの期待と不安が具体的に見えてきました。大画面でのコンテンツ視聴やビジネス利用への期待は高いものの、耐久性や価格といった点が大きな懸念材料となっているようです。Appleがこれらのユーザーニーズにどのように応えるかによって、折りたたみiPhoneの市場での受け入れられ方が大きく変わってくるでしょう。もし、これらの懸念が解消され、魅力的な製品が登場すれば、これまで折りたたみスマホに尻込みしていた層も「使ってみたい」と感じるかもしれません。
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