2026.08.06 業界最新情報

GMKtec「EVO-X3」登場:最大126 TOPSのAI性能と128GBメモリで、ローカルAIや高負荷作業を快適に

GMKtec「EVO-X3」が切り拓く、新たなAIワークステーションの可能性

AI技術の進化が目覚ましい現代において、個人の手元で高性能なAIを動かしたいというニーズが高まっています。そんな中、コンパクトな筐体に驚異的なAI性能と拡張性を詰め込んだワークステーション「GMKtec EVO-X3」の128GB RAM+2TB SSDモデルが、Amazon.co.jpで販売開始されました。

最大126 TOPSのAI演算性能をコンパクトなボディに凝縮

「EVO-X3」の心臓部には、最新のAMD Ryzen™ AI Max+ 395プロセッサーが搭載されています。これは、Zen 5アーキテクチャを採用した16コア32スレッドの高性能CPUに、Radeon™ 8060S GraphicsとAI処理に特化したAMD XDNA™ 2 NPUを統合した、まさにAI時代のプラットフォームです。

NPU単体で最大50 TOPS(1秒間に50兆回の演算)という処理能力を持ち、CPU・GPU・NPUを合わせた総合AI演算性能は最大126 TOPSに達します。これにより、AIの推論処理と一般的なアプリケーションの処理を効率的に分担し、ローカルAIから高度なクリエイティブワークまで、多岐にわたる高負荷な作業をスムーズにこなすことが期待されます。

AMD Ryzen AI Max+ 395搭載のGMKtec EVO-X3のAI演算性能と主要スペック

128GBの大容量LPDDR5XメモリでローカルLLM運用も視野に

AIモデルの実行や大規模なデータ処理には、膨大なメモリ容量が求められます。「EVO-X3」は、8000MT/sで動作する128GBのLPDDR5Xメモリを標準搭載しています。この大容量メモリは、CPUと内蔵GPUが効率的にデータを扱えるため、生成AIの実行、複数のアプリケーションの同時利用、大規模な映像・画像データの編集といった、メモリがボトルネックになりがちな用途で真価を発揮します。

特に、GMKtecでは、70Bクラスの大規模言語モデル(LLM)をユーザーの手元で動かす、いわゆる「ローカルLLM」の運用も想定しています。これにより、クラウドサービスにデータを送信することなくAIモデルを実行できるため、データプライバシーが重要な開発・研究環境や、応答速度が求められるエッジAIの現場での活用が期待されます。

LPDDR5X 8000MT/s 128GBメモリの性能と特徴

OCuLinkで外付けGPUに対応、将来の拡張性も確保

「EVO-X3」のもう一つの大きな魅力は、PCIe Gen4 ×4接続のOCuLinkポートを標準装備している点です。OCuLinkは、理論上最大64Gbpsという高速な帯域幅を持つPCIe接続を外部に引き出すことができるインターフェースです。

これにより、より高いグラフィックス性能が必要になった際でも、PC本体を買い替えることなく、対応する外付けGPUドックとデスクトップ向けグラフィックスカードを組み合わせて性能を拡張できます。ローカルAIのGPU推論、3Dレンダリング、高解像度映像編集、さらには高い描画性能が求められるゲームなど、内蔵GPUを超えるリソースが必要な場面で、柔軟にアップグレードできる設計です。

普段は省スペースな本体で運用し、高負荷な作業時のみ外付けGPUを活用するといった使い分けも可能になり、性能と設置性のバランスをユーザーの用途に合わせて調整できるでしょう。

内蔵Radeon 8060S Graphicsで制作からゲームまで対応

内蔵されているRadeon™ 8060S Graphicsは、AMD RDNA 3.5アーキテクチャと40基のコンピュートユニットを採用し、最大2900MHzで動作します。これにより、GPUアクセラレーションを利用する動画編集や画像処理、3D制作といったクリエイティブワークはもちろん、高解像度コンテンツの再生や、本格的なゲーム環境の構築まで、AI以外の幅広いグラフィックス用途にも対応します。外付けGPUを常時必要としないユーザーでも、多くの作業をこの一台で始めることができます。

Radeon 8060S Graphicsの性能とAAAゲームのベンチマーク結果

高性能を支える冷却システムと大容量ストレージ

高負荷な処理を安定して長時間行うためには、優れた冷却性能が不可欠です。「EVO-X3」は、3本のヒートパイプと3基の冷却ファンを組み合わせたトリプル冷却システムを採用。縦置きのフルメタルCNC筐体と効率的な通気設計により、AI推論、レンダリング、ゲームといった継続的な高負荷処理をしっかりと支えます。

また、静音モード(54W)、バランスモード(85W)、パフォーマンスモード(ピーク時最大140W)の3種類の動作モードが用意されており、利用シーンに合わせて動作音とパフォーマンスのバランスを選択できます。

3本のヒートパイプとデュアルファンを搭載した高性能トリプル冷却システム

ストレージには、高速な2TB M.2 2280 PCIe 4.0 ×4 NVMe SSDを標準搭載。さらにM.2 2280 PCIe 4.0 ×4スロットを2基備えており、対応SSDを使用することで、合計最大16TB(8TB×2)までストレージ容量を拡張可能です。大規模なAIモデル、学習用データ、映像素材、ゲームライブラリーなど、大量のデータを本体内にまとめて保存したいニーズにも応えます。

M.2 2280 PCIe 4.0 x4 NVMe SSDによる高速ストレージ拡張

最新規格に対応した豊富な接続インターフェース

「EVO-X3」は、現代のワークステーションに求められる多様な接続性を備えています。映像出力はHDMI 2.1とUSB4 Type-Cに対応し、HDMI 2.1では最大8K/60Hzの高解像度出力をサポート。USB4 Type-Cは最大40Gbpsのデータ転送と映像出力に対応し、外部ディスプレイや高速ストレージとの接続に便利です。

ネットワーク機能は、次世代のWi-Fi 7、Bluetooth 5.4、そして高速な2.5GbE LANを搭載。大容量データの転送、NASとの連携、ワイヤレス周辺機器の利用など、快適な作業環境を構築できます。

GMKtec EVO-X3の豊富な接続ポート

製品概要と販売情報

GMKtec EVO-X3の主な仕様は以下の通りです。

GMKtec EVO-X3 128GB+2TBモデルの主要スペック

  • 製品名: GMKtec EVO-X3

  • 構成: 128GB LPDDR5X RAM+2TB PCIe 4.0 NVMe SSD

  • 販売ページ: Amazon.co.jp 商品ページ

    • 販売価格および在庫状況は、上記商品ページでご確認ください。

GMKtecは2019年に設立された小型コンピューターのブランドで、ミニPCおよびAI PCの企画・開発を通じて、ビジネス、クリエイティブ、教育、ホームユースなど幅広い用途に向けたコンピューティング製品を提供しています。詳細については、公式サイトをご覧ください。

「GMKtec EVO-X3」は、コンパクトなボディに最新のAI技術と高い拡張性を凝縮した、まさに次世代のAIワークステーションです。これまでAIの導入に尻込みしていた方も、この一台で新たな可能性を体験してみてはいかがでしょうか。AI開発者、クリエイター、そして高性能を求めるすべてのユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

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