AI時代の新たな脅威とサイバーセキュリティの最前線
講演公募への応募が過去最高を記録した背景には、AI(人工知能)の急速な普及と進化があります。AIエージェント、GPUデータセンター、AI専用チップなど、これまでにない新たなアタックサーフェス(攻撃対象領域)が生まれ、世界中の研究者やセキュリティ専門家がAI技術に関連するセキュリティ課題に強い関心を寄せています。
「CODE BLUE 2026」のプログラムは、現代の複雑なサイバーセキュリティ脅威に対応するため、以下の特徴的なテーマを包括的に扱っています。
プログラムの主な特徴
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AIエコシステム(インフラ、エージェント、チップ)のセキュリティ
AIインフラの拡大に伴うGPUデータセンターのセキュリティ課題、AIエージェントの仕様に関連した攻撃リスク、スマートフォンのAI専用プロセッサーにおける物理レイヤーのセキュリティ課題など、AI時代のセキュリティ脅威が包括的に議論されます。 -
インフラとコンシューマーデバイスのセキュリティ境界
私たちの日常生活や経済活動に不可欠な「LINE」などのメッセージングサービスや、FirefoxなどのWebブラウザーに内在するセキュリティ脆弱性が、技術的観点から詳細に解説されます。例えば、「Out of LINE:LINEクライアントにおける二次元バーコードからワーム化可能なRCEへの道」といった講演では、身近なアプリに潜む深刻な脅威が明らかにされます。
RCE(リモートコード実行)とは、遠隔地からコンピューター上で任意のコードを実行できる脆弱性のことです。これがワーム化可能である場合、自己増殖してネットワーク全体に感染を広げる恐れがあります。 -
国家支援型脅威(APT)とサイバー諜報活動の分析
東アジアを中心に活動する脅威アクターや、イランの市民活動に関連するサイバー作戦など、地政学的背景を持つ国家支援型脅威(APT)に関する事例が紹介されます。
APT(Advanced Persistent Threat)とは、特定の組織や国家が支援し、高度な技術を用いて長期間にわたり標的への攻撃を続ける脅威のことです。 -
技術とガバナンス・国際法の交点
宇宙空間におけるメガコンステレーション(Starlinkなど、多数の人工衛星を協調して運用するシステム)の運用に伴う国際的なガバナンスのあり方など、技術発展と国家政策の交差領域における課題が議論されます。

注目される採択講演の一部
採択された27本の講演の中には、以下のような興味深いテーマが含まれています。
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「In Origin We Trust:特権サイドからChromiumを攻略する」(オレンジ・ツァイ)
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「AI vs. AI:AIを用いたGoogle PixelのAIコプロセッサーにおける特権昇格バグの研究」(ユーポー・カン)
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「[Pwn2Own Berlin 2026にて20,000ドル獲得]Agent2Shell:あなたのAIコーディングエージェントは、すでに攻撃者のコードを実行している」(辻 知希)
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「大規模プラントへの物理侵入とCPSFを活用した経営リスク評価:物理×サイバーのハイブリッド攻撃対策」(大田 大輔)
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「『反乱都市』からの報告:イランのAPTグループはいかにして自国民を監視するのか」(エリアド・キムヒ)
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「Out of LINE:LINEクライアントにおける二次元バーコードからワーム化可能なRCEへの道」(Flydragon)
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「Antigent:自律型AI攻撃者に対抗する自律型カウンター・エージェント」(豊田 宏明)
これらの講演は、最新の技術的な脆弱性から、AIを活用した攻撃と防御、地政学的なサイバー脅威、そして国際的なガバナンスの問題まで、幅広い視点からサイバーセキュリティの現状と未来を探るものです。
CODE BLUE 2026 開催概要
トレーニング
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日時:2026年11月11日(水)~11月15日(日)
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会場:ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター
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トレーニングごとに日程・参加費が異なります。詳細は公式サイトでご確認ください。
カンファレンス
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日時:2026年11月17日(火)~11月18日(水)
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会場:ベルサール高田馬場
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言語:日英の同時通訳付き(一部講演を除く)
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形式:対面形式開催
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参加費:
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カンファレンスチケット(全エリア入場可能、ネットワーキングパーティ参加含む、アーカイブ動画先行配信あり)
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通常:98,000円(税込)
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当日:128,000円(税込)
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ビジターチケット(入場エリアの制限あり、ネットワーキングパーティ参加を含まない、アーカイブ動画先行配信なし)
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通常:28,000円(税込)
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当日:32,000円(税込)
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事前参加登録:公式サイトのRegistrationページよりご登録ください。
その他情報
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Webサイト:https://codeblue.jp/
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SNS:
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X(旧:Twitter):https://x.com/codeblue_jp
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Facebook:https://facebook.com/codeblue.jp
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主催:CODE BLUE実行委員会
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運営:CODE BLUE事務局(株式会社ゼスロク)
CODE BLUE 2026では協賛企業も募集しています。ご興味のある企業は、以下のフォームよりお問い合わせください。
この会議は、サイバーセキュリティの最新動向を学び、専門家との交流を深める貴重な機会となるでしょう。