モバイル通信の課題を解決する「Linkit® Maps」の新機能
株式会社ACCESSが提供する法人向け位置情報共有・チャットサービス「Linkit® Maps」が、国内通信キャリア各社が提供する「Starlink Direct」に対応しました。これにより、これまでモバイル通信が届きにくかった山間部や海上、離島、さらには災害で通信が途絶した地域でも、空が見える場所であればサービスを利用できるようになります。
「Linkit® Maps」とは?
「Linkit® Maps」は、GPS機能を活用し、スマートフォンやPCから簡単に位置情報を共有できるサービスです。チャット機能も統合されており、屋外で作業する従業員のリアルタイムな位置把握や、災害発生時の状況確認、人員配置などを本部から効率的に行えます。すでに電力などのインフラ企業や報道機関など、5,000社以上の企業で採用されている実績があります。
Starlink Direct対応で広がる利用シーン
「Starlink Direct」とは、スマートフォンがStarlink衛星と直接通信できるサービスです。この技術に「Linkit® Maps」が対応したことで、モバイル通信の圏外であっても、自動的に衛星通信に切り替わり、「Linkit® Maps」の主要機能(位置情報共有、地図表示、スポット確認、チャットでのメッセージ送受信など)をそのまま利用できるようになりました。
現場の課題を解決
近年、台風やゲリラ豪雨といった異常気象による災害が頻発しています。特に山間部や海上、離島など、モバイル通信が届かないエリアでのインフラ保守や災害復旧作業では、通信途絶のリスクや安全管理が大きな課題でした。Starlink Directに対応した「Linkit® Maps」は、これらの社会課題に対し、迅速な対応を支援します。
活用例
電力・通信・ガスといったインフラ事業者では、災害現場の被害状況を本部と現場の作業員が瞬時に共有できるようになります。現場の作業員がスマートフォンから位置情報やチャットで報告し、災害対策本部ではPCから現場の状況を把握し、的確な指示を出すといった運用が可能です。これにより、モバイル通信圏外エリアでの作業効率と安全性が向上します。

その他の便利な機能
「Linkit® Maps」には、プレミアムプラン機能として「防災速報」も搭載されています。気象庁から発令される警報や注意報を、登録ユーザーのスマートフォンに一斉通知し、専用アプリの地図上に色分けして表示することで、危険区域を視覚的に把握できます。また、デジタル庁の「防災DXサービスマップ」にも、地方自治体の応急対応に有用なサービスとして掲載されています。
まとめ
「Linkit® Maps」のStarlink Direct対応は、災害時や僻地での通信インフラの脆弱性という長年の課題に対し、強力な解決策を提供します。これにより、現場の作業員がより安全に、そして効率的に業務を進められるようになり、社会インフラの維持・復旧に大きく貢献することが期待されます。最新版アプリ(iOS版/Android版ともに2026年9月10日配信)をダウンロードすることで利用可能となりますが、Starlink Directに対応した回線の契約は別途必要です。
Linkit Mapsの詳細については、公式サイトをご覧ください。
株式会社ACCESSについて
株式会社ACCESSは、1984年の設立以来、モバイルおよびネットワークソフトウェア技術を核としたITソリューションを世界中で提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアや、数百社以上の企業に採用されているネットワークソフトウェアの開発力とノウハウを活かし、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。
