現代の伊能忠敬が挑む!「通信のブラックボックス」解明への旅
かつて伊能忠敬が地図のない時代に自らの足で日本中を歩き、正確な日本図を遺したように、このプロジェクトは「現地に立ち、自分の足で確かめる」という精神を受け継いでいます。
現在の通信業界では、「最大速度」といったカタログ上の数字が先行しがちです。しかし、実際にその場所でどれくらいの速度が出るのか、本当に使えるのかは、利用者には分かりづらいものです。このプロジェクトでは、そうした理論値や伝聞ではなく、実際にその場に立って計測することで、通信の“ブラックボックス”を明らかにし、より信頼性の高い一次情報を提供することを目指します。
3種類の通信を徹底比較!あなたの知らない通信環境
本連載では、著者が衛星通信機材やポータブル電源を含む通信機材一式を携行し、全国各地を巡ります。そして、性質の異なる以下の3種類の通信を、同一地点で計測・比較します。
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モバイルWiFi(WiMAX): 高速データ通信を提供する無線通信技術で、持ち運び可能なルーターを通じてインターネットに接続します。
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携帯回線(キャリア・格安SIM各社): ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信事業者(キャリア)や、その回線を借りてサービスを提供する事業者(格安SIM)の回線を利用します。
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衛星通信(スターリンク): SpaceXが提供する衛星インターネットサービスで、地球低軌道の多数の衛星を介してインターネット接続を提供します。特に通信インフラが整備されていない地域での利用が期待されています。
各地点では通信速度や接続の可否が記録され、そのデータは「地点 × 回線」として蓄積・公開されます。良好な結果だけでなく、すべての回線が圏外となった事例も含め、計測結果はありのままに記録・公開されるため、非常に中立性の高い情報源となるでしょう。
プロジェクト第1弾は「種子島」から!歴史と宇宙の島で通信を検証
記念すべき第1回の舞台は、鹿児島県・種子島です。種子島は、1543年に鉄砲が伝来した歴史的な地であり、現在はJAXA種子島宇宙センターを擁する、日本の宇宙開発の中枢でもあります。
「伝来した技術(鉄砲)」「送り出す技術(ロケット)」、そして「計測の対象とする技術(通信)」が一島に交差する地として、初回の舞台にふさわしいと判断されました。ロケット発射台を望む地点での計測や、海食洞「千座の岩屋」における圏外環境下での衛星通信の検証など、離島特有の環境での実測結果が2026年6月上旬に公開される予定です。
企画を支える専門家たち
このユニークなプロジェクトは、通信業界に長く携わってきた荒木孝博氏が著者として、自ら各地へ足を運び、計測し、執筆します。また、ニコニコ動画のリアルイベント事業などを手掛けた内川高志朗氏が企画監修を務めます。
内川氏は、「面白い企画は、いつも『現場に出た人』から生まれます。回線速度の比較を“数字の表”で終わらせるのは、あまりにもったいない。『この洞窟で、スターリンクは本当につながるのか』を、読者と一緒にハラハラしながら確かめる――そんな参加型のコンテンツに育てられる企画です。」とコメントしており、データの確かさに加え、読者が「使ってみたい」と思えるような興味深いコンテンツが期待されます。
継続的な情報提供と未来への展望
この連載は単発の企画ではなく、全国各地で得られた回線横断の実測データを継続的に蓄積し、旅行者や利用者の視点に立った中立的な一次情報として公開されていきます。オールコネクトマガジンが目指す「規格値や受け売りに頼らない、一次情報にもとづく発信」を象徴する企画です。さらに将来的には、こうした検証を担う中立的な第三者機関の設立も視野に入れ、活動が継続されるとのことです。
プロジェクトの詳細と情報発信媒体
「WiFi片手に、日本をめぐる。〜令和の伊能忠敬プロジェクト〜」の詳細は以下の通りです。
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名称: WiFi片手に、日本をめぐる。〜令和の伊能忠敬プロジェクト〜
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著者: 荒木 孝博
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監修: 内川 高志朗
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企画: オールコネクトマガジン
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更新頻度: 月1〜2回
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第1回: 種子島編(2026年6月上旬 公開予定)
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計測対象: モバイルWiFi(WiMAX)/携帯各社回線/衛星通信(スターリンク)
プロジェクトの進捗や実測結果は、以下の媒体で発信されます。
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荒木孝博氏のnote: https://note.com/takahiro_araki/all
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荒木孝博氏のYouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/@takahiroaraki_wifi_tabi

オールコネクトマガジンでは、通信に関する「むずかしくて選びづらい」情報を分かりやすく整理・解説しています。この機会にぜひアクセスしてみてください。
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