スマートフォンの音声入力、約3割が利用
スマートフォンの文字入力方法について尋ねたところ、全体で「音声入力を使用する人」は全体の約3割に上ることが判明しました。この割合は、年代が上がるにつれて高くなる傾向が見られ、特に60代では約4割弱と最も高い利用率を示しています。

若い年代では「テキスト入力のみ」の割合が8割弱と高い一方で、年齢層が上がるほど音声入力への抵抗感が少なくなるのかもしれません。きっと、文字入力のわずらわしさから解放される利便性が、特に高い年代で支持されているのでしょう。

音声入力の用途は多岐にわたる!地図検索からAIチャットまで
音声入力を使用する人に、その具体的な用途を尋ねたところ、全体では「地図・ルート・乗り換え案内の検索」と「AIチャットサービスへの質問・指示」がそれぞれ2割台でトップ2を占めました。AIチャットサービスとは、ChatGPTのような対話型AIに質問を投げかけたり、指示を出したりするサービスのことです。

年代別の特徴を見ると、10代では「外国語の翻訳」が3割台半ばで1位となっており、若年層の多様なコミュニケーションニーズがうかがえます。また、「音楽・動画の検索」や「音声の文字起こし」も他の年代と比較して高い割合でランクインしています。
40代以降では「地図・ルート・乗り換え案内の検索」が主要な用途として挙げられ、特に50代から60代では「そのほかのWeb検索」も上位に入っています。60代では「ニュース・天気予報の検索」や「飲食店の検索」も約2割の利用があり、生活に密着した情報収集に音声入力が活用されていることがわかります。
「AIチャットサービスへの質問・指示」は、10代から50代まで幅広い年代で2割台の利用があり、AI技術の普及が感じられます。また、「地図・ルート・乗り換え案内の検索」は女性よりも男性の割合が高く、特に40代から60代男性で3割台と高くなっています。一方で「メッセージアプリやDM(ダイレクトメッセージ)の入力」は、20代から30代女性でやや割合が高く、1割台後半でした。
今日から試したい!音声入力で広がるスマホの可能性
今回の調査結果を見ると、スマートフォンの音声入力は、もはや一部の人が使う特別な機能ではなく、多くの人の日常を便利にするツールとして定着しつつあることがわかります。
これまで音声入力を使ったことがない方も、これを機に試してみてはいかがでしょうか。
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移動中の「地図・ルート検索」:手がふさがっている時でも、声だけで目的地を検索し、最適なルートを瞬時に表示できます。カーナビのように使えて、運転中や歩行中の安全性も高まります。
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AIチャットサービスでの情報収集:複雑な質問やアイデア出しも、声で直接AIに問いかけることで、より自然でスムーズな対話が可能です。調べ物をする手間が大幅に省けるでしょう。
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外国語学習や海外旅行での「外国語の翻訳」:10代の利用が高いように、発音した言葉をすぐに翻訳できるため、語学学習の強い味方になります。海外旅行先でのコミュニケーションも格段に楽になるはずです。
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「音声の文字起こし」でメモや議事録作成:会議の内容や思いついたアイデアを、声に出すだけで文字化できます。後から整理する手間が省け、効率アップにつながります。
文字入力が苦手な方、入力の手間を省きたい方、よりスムーズにスマホを操作したい方にとって、音声入力は非常に魅力的な機能です。ぜひ、日々の生活に取り入れて、スマートフォンの新たな可能性を体験してみてください。
調査結果の詳細について
本調査結果の詳細は、LINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます。
今回の調査は、LINEユーザーを対象としたスマートフォンWeb調査で、日本全国の15歳から69歳の男女3,152サンプルから有効回収されました。実施時期は2026年1月6日から2026年1月8日です。