2026.08.05 業界最新情報

iPhone Pro、高スペックは本当に必要?約6割が使いこなせていない現実と、Proを選ぶ真の理由を徹底解剖

Proモデル、毎回選ぶ人は約4分の1

Proモデルの選択頻度については、「数世代に一度」が38.0%で最も多く、次いで「今回初Pro」が27.7%でした。「毎回Pro」を選ぶユーザーは24.7%にとどまり、多くのユーザーが自身の利用状況や新機能の魅力に応じてProモデルを選択していることがわかります。

Proモデルの選択頻度

約6割のユーザーがPro機能を「使いこなせていない」と感じている

現在のPro機能をどこまで使いこなせているかという質問に対して、「あまり使いこなせていない」が44.0%、「ほとんど使えていない」が14.7%となり、これらを合わせると約6割(58.7%)のユーザーがPro機能を十分に活用できていないと感じていることが明らかになりました。「十分使いこなせている」と回答した人はわずか7.0%でした。

Pro機能の使いこなし度

最も使われているPro機能は「望遠・高倍率カメラ」

実際にProユーザーがよく使っているPro機能のトップは「望遠・高倍率カメラ」で、215件と圧倒的な支持を集めました。これは2位の「大容量ストレージ」(128件)の約1.7倍にあたり、カメラ性能がProモデルを選ぶ大きな動機となっていることがうかがえます。

よく使っているPro機能

「使えていない」機能の筆頭は「ProRAW・ProRes撮影」

一方で、「あるのに使えていない/使い方が分からない」と感じているPro機能では、「ProRAW・ProRes撮影」が123件で最も多く、次いで「ショートカット連携」と「アクションボタン設定」がそれぞれ118件でした。

  • ProRAW・ProRes撮影: これらはプロフェッショナルな映像制作や写真編集に適した高画質・高情報量のファイル形式です。通常のJPEGやHEICよりも多くの情報を含んでおり、後処理での自由度が高い一方で、専門的な知識やツールが必要となります。

これらの結果から、カスタマイズや設定が必要な専門機能が、多くのユーザーにとって使いこなしのハードルとなっていると考えられます。

使えていないPro機能

iPhone 18 Proへの期待は「バッテリー」と「価格据え置き」

次期モデルであるiPhone 18 Proに最も期待する進化としては、「バッテリー」が26.7%でトップ。僅差で「価格据え置き」が24.7%と続き、ユーザーは性能向上だけでなく、バッテリー持続時間の改善や価格の上昇抑制を強く求めていることが明らかになりました。

iPhone 18 Proに最も期待する進化

搭載してほしいAI・新機能についても、「バッテリー最適化AI」が152件で最多となり、バッテリーへの関心の高さが改めて示されました。次いで「AI画像編集」(136件)、「リアルタイム翻訳」(128件)と、日常生活で役立つ実用的なAI機能への需要が高いことがわかります。

搭載希望のAI・新機能

それでも「あえてProを選ぶ」最大の理由は「iOSの使いやすさ」

GalaxyやPixelといった他社の上位モデルも検討対象に入るかという質問では、「iPhone一択」が50.0%と半数を占めました。しかし、「少し気になる」(36.0%)と「比較する」(14.0%)を合わせると半数がAndroidにも関心を示しており、Proユーザーのロイヤルティは完全に盤石とは言えない状況です。

Galaxy・Pixel検討

それでも「あえてiPhone Proを選ぶ」最大の理由としては、「iOSの使いやすさ」が43.0%で圧倒的な1位となりました。これに「Apple製品連携」(22.3%)を合わせると、Appleのエコシステムへの信頼が購買動機の約65%を占める結果となっています。スペック面の「カメラ」は12.0%にとどまり、日々の使いやすさや連携のスムーズさがProモデル選択の決め手となっていることがうかがえます。

あえてiPhone Proを選ぶ理由

他社製品で「羨ましい」と感じる点では、「価格」が102件で最多でした。Proモデルの高価格化に対する不満が、他社製品への羨望として表れているのかもしれません。

Pixel・Galaxyで羨ましい点

iPhone 18 Proの購入検討は「様子見」が最多

iPhone 18 Proの予約・購入検討については、「様子見」が42.0%で最多、「価格次第」が29.3%と続きました。「様子見」と「価格次第」を合わせると7割を超え、多くのユーザーが情報や価格を見極めてから購入を検討する姿勢であることが示されています。

iPhone 18 Proの予約・購入を検討していますか?

想定価格は「18〜20万円」が43.3%で最多でしたが、理想価格は「15万円以下」が60.7%と過半数を占めました。想定と理想の間に3〜5万円の乖離があり、ユーザーがProモデルの価格上昇を予測しつつも、より手頃な価格を望んでいる心理が鮮明に表れています。

iPhone 18 Proの想定価格

iPhone 18 Proの理想価格

まとめ

今回の調査結果から、iPhone Proユーザーは望遠カメラなどの主要機能を活用している一方で、ProRAW撮影のような専門機能は使いこなしに課題を抱えていることがわかりました。次世代モデルにはバッテリー性能の向上と価格の据え置きが強く期待されており、使いやすさを重視する声が多数を占めています。

高性能なiPhone Proを「使いこなせていない」と感じている方も、実は多くのユーザーが同じ状況にあることが明らかになりました。Proモデルの真価は、必ずしもすべての機能を使いこなすことだけではなく、iOSの快適さやAppleエコシステムとの連携といった、日々の体験にこそあるのかもしれません。

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