NUROモバイルが直面していた課題
ソニーネットワークコミュニケーションズは、「NURO光」や「So-net光」といった通信事業を軸に展開しており、その中で格安SIMサービス「NUROモバイル」を提供しています。NUROモバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアから回線を選べる点や、特定プランでSNSのデータ通信量がカウントフリーになるなど、独自性の高いサービスを展開しています。
同社のダイレクトマーケティング部は、少数精鋭の組織でありながら、集客・運用・プロモーションを兼務し、獲得最大化と顧客体験の向上を両立させることを目指していました。しかし、これまでLINEを活用した施策には着手できておらず、「やらなければ」という認識はありながらも、限られたリソースの中で専門チームを立ち上げるハードルが高く、具体的な一歩を踏み出せずにいました。
「BOTCHAN Engagement」導入の決め手
NUROモバイルが「BOTCHAN Engagement」の導入を決めた最大の要因は、成果報酬型の料金体系でリスクを抑えながら、シナリオ設計からクリエイティブ制作までを専門チームに委任できる点でした。自社でゼロから体制を構築する手間がなく、明確な獲得最大化という効果が見込めることが、社内での合意形成を後押ししました。
地域の気候差まで捉えたセグメント配信と高速PDCA
導入後は、ユーザーの状況に合わせたきめ細やかなセグメント配信を軸に、継続的な改善が実施されました。
当初は地域と年代別のセグメント配信から始まりましたが、検証を重ねる中で、より効果的な切り口が模索されました。現在では、地域の気候差に合わせて訴求文言を出し分ける配信にまで発展しています。例えば、同じ新生活応援キャンペーンでも、桜のつぼみが膨らむ関東エリアには「桜のつぼみも膨らみ」、開花が進む大阪・兵庫には「ポカポカとした春らしい日」、雪解けの時期を迎える北海道には「雪解けが進み、日差しの中に春を感じる」といった文言を用意し、地域ごとの季節感に寄り添った訴求を実施しています。これにより、通常の配信を上回るCVR(コンバージョン率)を実現しました。

wevnalは、1つの改善に通常2〜3週間を要するところを、約1週間のサイクルでPDCA(計画・実行・評価・改善)を実施しています。成功しているクリエイティブに固執せず、常に新しい勝ちパターンを模索し続ける姿勢が、継続的な成果につながっています。
導入後の顕著な成果
地道な改善の積み重ねの結果、CV数は導入初月と比較して最大約28.8倍にまで拡大しました。ウェブ集客が年々難しくなる状況下でも、導線設計とセグメント配信の徹底により、成果を伸ばし続けています。また、フィードバックが次回のクリエイティブに迅速に反映される対応の速さも、日々の信頼構築に貢献しています。
NUROモバイルの関係者からは、「公式サイト経由の件数拡大において、今やかなり重要な柱となる存在になっている」との評価があり、少数精鋭のチームにとって、専門知識と豊富な事例をもとに伴走してくれるパートナーとしてのwevnalの存在は心強いと語られています。
今後の展望
今後は、さらなる件数最大化に向けて、再現性のある勝ちパターンの発掘や、離脱防止バナーの表示タイミングの精査など、ユーザーフレンドリーな体験と獲得の両軸で最適なバランスを探る取り組みが継続される方針です。wevnalも、表示トリガーの拡充や流入セグメント別のウェルカムシナリオ出し分けといった新機能の提案を通じて、NUROモバイルの運用をサポートしていく予定です。
「BOTCHAN Engagement」について
「BOTCHAN Engagement」は、ウェブサイトからの離脱ユーザーをLINEへ誘導し、1対1の対話型コミュニケーションを通じて、顧客一人ひとりの関係性を深め、ブランドへのエンゲージメントを高めることができるサービスです。蓄積された診断や接客のノウハウを活かしたシナリオにより、顧客の課題や興味・関心を引き出し、製品・サービスへの理解を促進します。
顧客との対話を通じて得られたインサイトは、詳細な顧客セグメントの作成に活用でき、パーソナライズされた情報発信やアプローチを行うことで、顧客のファン化を促し、リピート購入やLTV(顧客生涯価値)の最大化に繋げることが可能です。
サービスサイト
https://botchan.io/product/engagement
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