2026.09.10 業界最新情報

新型iPhone購入意識調査から見えた!ユーザーが本当に求める「価格」と「バッテリー」の真実

調査概要と回答者の属性

本調査は2026年8月20日から9月1日にかけて、iPhoneの予約購入経験がある356名を対象にインターネットで実施されました。

回答者の年齢層は30代が39.0%と最も多く、20代から40代で全体の84.3%を占めています。性別は女性が64.3%と男性を上回りました。メインで使用している機種は91.3%がiPhoneでした。過去にiPhoneを予約購入した経験があるという条件のため、現在はAndroidを使用している方も8.7%含まれています。

新型iPhoneへの期待と購入行動

新型iPhoneへの期待は「とても期待している」(9.6%)と「やや期待している」(43.5%)を合わせて53.1%と半数を超えましたが、強い期待を持つ層は1割程度にとどまりました。

購入意向については、「口コミなどをみて購入するので時期は分からない」が48.3%と最多で、発売日当日に購入したいと回答した人はわずか3.1%でした。期待はするものの、すぐに飛びつくのではなく、情報収集をしてから慎重に検討するユーザーが多いことがわかります。

新型iPhone購入意向

最も重視されるのは「価格・コストパフォーマンス」

スマートフォンを選ぶ際に最も重視するポイントとして、「価格・コストパフォーマンス」が48.0%と圧倒的な1位になりました。2位の「バッテリー持続時間」(16.0%)の3倍もの差をつけており、高機能よりも価格に見合った価値を求める声が非常に強いことがうかがえます。

スマートフォン購入で重視するポイント

バッテリーへの不満と期待

現在使用しているスマートフォンで最もストレスを感じている点も、次世代iPhoneに求める進化も、共に「バッテリー」がトップでした。

現在のストレスでは「バッテリーの持ち・劣化」が44.9%で最多。次世代iPhoneに求める進化としては、「バッテリー駆動時間の圧倒的延長(1回の充電で2日以上持続)」が48.3%と最も多く、ユーザーが日々の利用で最も困っている点が明確に示されています。

現在のスマホのストレス

次世代iPhoneに求める進化

高価格を許容できる機能と不要な進化

「高価格でも買いたい夢の機能」を尋ねたところ、最も多かった回答は「特にない(スペック向上より価格を下げるべき)」で33.4%でした。この結果は、多くのユーザーが高機能化よりも価格の適正化を求めていることを示唆しています。

また、「これ以上の進化は不要・正当化できない」と感じるスペックとしては、「これ以上の画素数やプロ向けカメラ機能」(29.8%)と「これ以上の薄型化」(26.7%)が合わせて56.5%を占めました。カメラと薄さに関しては、すでに十分であると感じているユーザーが多いようです。

高価格でも買いたい機能

これ以上の進化は不要なスペック

支払える限界価格と現実のギャップ

スマートフォン1台に支払える「限界価格」について尋ねたところ、「15万円未満」と回答した人が80.1%に上りました。「13万円未満」でも64.9%と過半数を超え、「20万円以上でも良い」と答えた人はわずか3.1%にとどまっています。

しかし、2026年9月10日に発表された新型iPhoneの価格は、「iPhone 18 Pro」が219,800円(税込・256GB)、「iPhone 18 Pro Max」が239,800円(税込・256GB)と、多くのユーザーが想定する限界価格を大幅に超える結果となりました。折りたたみモデル「iPhone Duo」に至っては364,800円(税込・256GB)です。

スマートフォンに支払える限界価格

値上げされた場合の行動と前年モデルの魅力

もし新型iPhoneが値上げされた場合、86.2%のユーザーが「新型を購入しない」意向を示しています。具体的には、「今使っているスマホをそのまま使い続ける」が52.0%、「値下げされた前年モデル(iPhone 17等)を購入する」が34.3%でした。

値上げされた場合の行動

また、前年モデルと新型モデルの性能差がわずかだった場合、「価格が下がった前年モデル」を選ぶと回答した人が63.5%に上り、「少しでも性能が良い新型モデル」を選んだ22.2%を大きく上回りました。性能の伸びが小さい場合、価格が購入決定の大きな要因となることが明らかです。

性能差がわずかな場合の選択

端末返却プログラムと購入先

今後のスマホ購入において「端末返却プログラム(残価設定・実質半額等)」を利用したいかという質問には、62.1%が利用に前向きな姿勢を示しました。しかし、「仕組みが難しくてわからない」という回答も12.9%あり、負担を軽減する手段への関心は高いものの、制度の理解促進が課題であると言えるでしょう。

端末返却プログラムの利用意向

新型iPhoneの購入先については、「Apple Store(公式オンライン含む)」が38.2%で最も多く、次いでドコモ(20.2%)、au(9.8%)、ソフトバンク(9.3%)、楽天モバイル(9.3%)と、4キャリア合計で48.6%を占めました。

新型iPhoneの購入先

発表後に最も知りたい情報

新型iPhone発表後に真っ先に確認したい情報としては、「前モデル(iPhone 17等)との具体的な違い・進化点」が42.7%、「正確な端末価格(キャリア別の実質価格含む)」が39.3%と、この2つで82.0%を占めました。ユーザーは発売日などの日程よりも、具体的な進化の内容と、それがいくらで手に入るのかを重視していることがわかります。

発表後に真っ先に確認したい情報

まとめ:進化と価格のバランスが鍵

今回の調査結果から、新型iPhoneのユーザーは「バッテリー駆動時間の延長」という実用的な進化を強く求めている一方で、過剰なカメラ性能や薄型化にはすでに満足していることがわかりました。そして何よりも、「価格・コストパフォーマンス」を重視し、スマートフォンに支払える限界価格を「15万円未満」と考える層が圧倒的多数を占めています。

発表された新型iPhoneの価格がこのユーザー意識と大きなギャップがあることを考えると、今後の市場動向は価格と性能のバランス、そしてユーザーのニーズにどれだけ応えられるかにかかっていると言えるでしょう。ユーザーが本当に「使ってみたい」と感じる魅力的なiPhoneは、単なるスペック向上だけでなく、手の届く価格で日々の不満を解消してくれる一台なのかもしれません。

本アンケート結果の詳細は、LiProの関連記事でご確認いただけます。
https://internet.iid.co.jp/iphone18-release-day/

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