2026.04.20 業界最新情報

21年半の歴史に幕を閉じた「jigブラウザ」のDNAが、新時代のスマート眼鏡「SABERA」として未来を拓く

「jigブラウザ」の軌跡

「jigブラウザ」は、当時の携帯電話端末では困難だったPC向けウェブサイトの閲覧を実現し、モバイルインターネット環境の選択肢を広げました。独自のデータ圧縮技術や高速スクロール、プラグインによる拡張性といった強みで、多くのユーザーに支持されました。

その歩みの中で、シリーズ累計利用者数は926万人、累計サポート端末機種数は551件、累計売上は65億円超に達しました。これらの実績は、長年にわたりサービスを支えてきたユーザーや関係者との共同の歴史を物語っています。

サービス終了の背景には、株式会社NTTドコモによる「FOMA」および「iモード」のサービス終了(2026年3月31日)があり、モバイル閲覧環境の大きな転換点として、その役目を終えることとなりました。

次世代のコミュニケーションへ受け継がれるDNA

「利用者に最も近いソフトウェアを提供し、より豊かな社会を実現する」という理念のもと、jigブラウザで培われた技術と精神は、新たな未来へと引き継がれています。

現在は、ライブ配信サービス「ふわっち」やVTuber事業といった次世代のコミュニケーションプラットフォームの提供に加え、2025年12月に始動したスマート眼鏡(ARグラス)のブランド「SABERA(サベラ)」などの新規事業にも注力しています。

鯖江発、新時代のスマート眼鏡「SABERA」

特に注目されるのが、スマート眼鏡「SABERA」です。このデバイスは、「鯖江生まれのスマート眼鏡が、ビジネスや日常を静かに研ぎ澄ます。」をコンセプトに開発されました。眼鏡の伝統的な産地である鯖江(SABAE)と新たな時代(ERA)を掛け合わせたブランド名には、その思いが込められています。

SABERAスマート眼鏡

SABERAは、これまでに培われたソフトウェア開発力とUX設計力に加え、鯖江の老舗眼鏡メーカーである株式会社ボストンクラブの高いデザイン・設計力、そしてCellid株式会社の高度なAR光学技術を融合させています。これにより、日常利用を前提としたARグラスとして、新時代の情報デバイスのニュースタンダードを目指しています。

スマートグラスの機能

SABERAは、まるでSF映画の世界から飛び出してきたかのような、驚きの機能が搭載されています。例えば、目に映る景色に情報を重ねて表示する「拡張現実(AR)」技術によって、ナビゲーションや文字起こし、リアルタイム翻訳などが可能になります。これにより、ビジネスシーンでの会議やプレゼンテーション、あるいは旅行先でのコミュニケーションが格段に便利になることでしょう。

先行予約販売と今後の展望

SABERAは、2026年4月からクラウドファンディングサイトのMakuakeにて先行予約販売を開始しています。眼鏡の産地・鯖江から生まれたディスプレイ付スマート眼鏡として、私たちの生活に新たな価値をもたらす挑戦が続けられています。

ご興味のある方は、ぜひ以下のサイトをご覧ください。

長年にわたり「jigブラウザ」を支えてきた全ての皆様へ心からの感謝が伝えられています。そして、その技術と情熱は、SABERAを通じて、私たちの未来をより豊かにする新たな一歩を踏み出しています。スマホやPCの次の情報デバイスとして、スマート眼鏡「SABERA」が私たちの日常にどのような変化をもたらすのか、その進化から目が離せません。

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